本当は教えたくない!美容師が指名を激増させる4つの方法とは?
どうも!美容師の求人を紹介する専門家ワタナベです。
「指名売り上げを伸ばして、今よりも歩合を稼ぎたい!」と願う美容師さんが多いと思います。
でも指名を増やすって難しいですよね…。
ネットで美容師が指名を増やす方法を調べると、『清潔感が大事』と書かれていました。
その記事曰く、以下のように清潔にするコトの重要性が説かれてましたね。
- 爪が真っ黒になってないか?
- 化学液(カラー剤)などが服に染み付いてないか?
- 髪型にツヤ・ハリがあり、伸び過ぎてないか?
特に女性客は不潔を嫌うので、身だしなみは非常に大事です。
しかし清潔にするのは美容師として最低限のマナーであり、指名を取るアドバイスにはなりません。
皆がやってるような、ごく当たり前の事を習慣にしても、思うように指名を増やせないでしょう。
本記事では、『美容師が指名を取るための本質的な部分』についてお話します。
この記事を読めば、あなたが指名を増やすために何をすべきかが理解できます。
この記事のもくじ
美容師が爆発的に指名を増やす4つの方法
指名を増やす方法は大きく4つ!それぞれ説明していきます。
1.温かみのある接客をする
実は指名が取れない美容師は、機械的な接客をする傾向にあります。
ぱっと話した印象では丁寧に接客をしてるように感じ取れるものの、なんとなく冷たい雰囲気を醸し出してるんですよね。
1000円カットのような安い理容室は、むしろ機械的な接客が好まれるケースが多いです。
しかしあなたが理容室ではなく『サロン』で働いてるのなら、温かみのある接客をするべきだと思います。
お客さんに対して『親密感』のある接客が出来てる美容師は、指名を取りやすいですからね。
ちなみに親密感とは、他人ではなく友人・家族と接するようなイメージをすると分かりやすいと思います。
あくまで相手はお客さんなので、失礼な態度は厳禁。でも友人と話すような『距離感』を取るのが重要です。
ではどうすればお客さんとの距離を縮められるかというと、美容師自らプライベートの事や悩み(可能な範囲)を、お客さんに打ち解けてみると良いでしょう。
そうすればお客さんは自分に対して心を開いてくれたと、錯覚する事が出来ます。
実際にあった話ですが、僕は過去に初対面の女性美容師から、「部屋にゴキブリが出た時はどうすれば良いんですかね…」と悩み相談?された事があります…。
僕は、「この美容師さん面白い人だな…」という印象を受けましたが、けして悪い気はしませんでした。
むしろその話題がきっかけで、10分くらい話が盛り上がりましたね。笑
「自分のプライベートなんて打ち明けたら、お客さんが迷惑するんじゃないか…」とマイナスに思うかもしれませんが、そんな事はありません。むしろ自己開示がきっかけで、お客さんが自分の事を話してくれたりするので、メリットが大きいです。
ぜひとも相手の心に入り込む接客を心掛けてみてください。
2.ヘアセットにこだわりを持つ
お客さんがわざわざ3000円以上のお金を払って、美容室に訪れるという事は、その後に何か特別な予定を入れてるパターンが多いです。
例えば‥‥
- 久しぶりに友人と再会
- 絶対落としたい意中の相手とデート
- 3対3の合コンパーティー
だったりします。
つまりお客さんは、次の大事な予定のために、自分が理想とするヘアスタイルを作って欲しいと願っています。
しかし実際のところ、ヘアカットが上手くても、肝心な『ヘアセット』が下手な美容師が多いんですよね…。
なので技術練習の際は、カットだけでなくヘアセットのスキルも磨いた方が良いです。
ちなみに原宿・表参道・青山に展開してるAKROS(アクロス)は、10代後半〜20代前半のメンズヘアを決めるのが、抜群に上手いサロンです。
とにかくワックスによる、束感の上手さは一級品ですね。
AKROSは他の美容室より単価が高いのに、大学生のメンズ中心に圧倒的な人気を集めてます。
つまりお客さんは、高いお金を払ってでも、ワックスでカッコいい髪型を決めたいと思ってるわけです。
あなたも他の美容師とは一味違うヘアセットを提供出来れば、指名客の増加に繋がるはずです。
3.ヘアカット以外の質も高める
お客さんからシャンプー指名を貰うアシスタントがいます。もちろんアシスタントのみならず、スタイリストがシャンプーまでこなすサロンも多いと思います。
実は指名を取るのに『シャンプー』が効果的なんです。
経験年数が長いスタイリストはつい、シャンプーやカラーなどの単純作業を雑にやりがち。
シャンプーは入念にやってくれた方がお客さんから喜ばれますし、いかにヘアカット以外の仕事に気を抜かないかも重要になってきます。
特にシャンプーに関しては、どうやったらお客さんに満足してもらえるのか、今一度考えてみると良いでしょう。
ただし化学液を使用し過ぎると、手荒れの原因にもなるので、気になる方は手袋をしてくださいね。
以下の記事では、美容師の手荒れ対策についてまとめました。
4.相手の性格にあった接客をする
美容室に訪れるお客さんの中には、
- 会話するのが面倒なコミュ症タイプ
- とにかく雑談が好きなタイプ
の大きく2種類に分かれます。
あまり会話したくない人に対して、根掘り葉掘り質問して盛り上げようとしても、不快に思われるだけです。
一方で雑談好きの人には、これからの予定・悩み相談などを、積極的に打ち明けた方が効果的。
指名を取れる美容師は、出会って数分で相手の性格を認識して、それぞれのお客さんに合った接客をこなします。
その結果、「この美容師に担当して貰うと、なんだか心地よい」と思われ、次もまた指名してくれるんですよね。
指名が少ない美容師に施術されると、心地良い気持ちになれないのですが、それはお客さんの性格を無視した接客をしてるから。
お客さんの声のトーンや性格を細かく把握した上で、一人一人に適した接客を心掛けましょう。
お客様目線でチェックするのが効果的!
あなたが髪を切りに行く時、毎回同じところではなく、色んな美容室に訪れてみるのをオススメします。
そうする事で、
- 指名を取りたくなる美容師
- 二度と指名したくない美容師
の違いが面白いほど分かってきます。
お客さん目線になりきり、美容師の良いなと思ったポイントを参考にして、自分の接客に活かしてみてましょう。
一流の接客を勉強するために、あえて指名料の高いスタイリストを予約するのもアリです。
指名料は高くても2000円以内に収まると思うので、その位の金額であれば自己投資する価値があります。
また一流のトップスタイリストだけでなく、底辺スタイリストも指名する事で、その差は何なのか考えてみるのも勉強になりますよ。
まとめ
本記事で解説した内容をもう一度おさらいします。
- 機械的ではなく、温かみのある接客をする
- ヘアカット以上に『ヘアセット』を極める
- 快適なシャンプーを提供する
- 相手の性格に適した接客をする
指名を増やす方法はたくさんありますが、まずはこの4つを極める事で、お客さんの満足度が向上します。
美容師始めた最初の頃は身が引き締まるのですが、慣れてくるとお客さんに疲れた表情を見せたり、シャンプーがどうしても作業的になったりするんですよね。
その辺も雑になってないか、今一度見直すようにして下さい。
また本記事の後半で述べたように、お客さんになり切って、様々な美容室に体験しに行くのが効果的です。
髪切りに行く時は一挙一動、美容師の動きを観察して、指名を取るためのヒントを掴んでみましょう。
ちなみに指名を取るには、どんな美容室で働くかも大事です。
そもそも自分に合ってない美容室でいくら頑張っても、指名を取りづらいですからね。
以下記事では、どうやったら自分が理想とする美容室に出会えるのか解説しています。ぜひこの機会にチェックしてみてください。
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