美容師が手袋でシャンプーする際に必ず意識すべきポイントは?
どうも、サロンの求人を紹介する専門家、ワタナベです。
シャンプー時に手袋する美容師のほとんどは、手荒れを治したいと思っています。
しかし、手袋は手荒れ対策に有効ですか、使い方を間違えると効果が半減してしまいます。
中には手袋を使ってるのに、手が荒れてしまったという事例も…。
どうせなら手袋を使用する事で、手荒れの改善効果を実感したいですよね。
というわけで今回は、『美容師が手袋でシャンプーする際に、絶対意識すべき点』をご紹介します。
この記事を読めば、正しい手袋の使い方をマスター出来ます。
ではさっそく見ていきましょう。
この記事のもくじ
美容師が手袋でシャンプーする際に必ず意識すべきポイント!
○美容師にとって最適な手袋を選ぶ
ネット通販で手袋を検索すると、かなりの数が出てきますよね。
美容師の方は、以下の条件を網羅した手袋を選ぶのがベストです。
- 素手でシャンプーしてる感覚に近い
- 枚数が多い割に値段が安い
- 耐久性があり、破れにくい
- 髪がつっぱらない
- シャンプーだけでなく、カラー剤にも使用出来る
- 手首が完全に隠れるくらいのサイズ
これらを全て備えてるのか、岡本のビューティーロンググローブ。
この手袋は僕が知り合いのアシスタントも使っていて、美容師に一番人気と言って良いくらい高評価です。
素手の感覚に近いという点で言えば、fittt(フィッテ)もオススメ。
しかしこの手袋は、3枚600円で値段が高いのと、カラー剤に使用出来ないのがネックだと思います。
- カラー剤使用時は、フィッテの上にビニール手袋を被せる
- シャンプー時にビニール手袋を外す
という順番で使用するのが良いかもしれません。
とにかくフィッテは手の感覚が分かりやすく、シャンプーが最高にやりやすいと評判です。
手袋選びで悩んでる方はまず、『岡本のビューティーロング手袋』を試してみること。
それでも物足りない場合は、『フィッテ』を購入するのが良いでしょう。
○シャンプーに限らず、常に手袋を徹底する
意識して手袋を付けていても、パーマ液に少し触れただけで、猛烈に痒くなる人がいます。
そのため、意識しすぎるくらい徹底して手袋する事が重要です。
手袋を付ける必要があるのは、以下を取り扱う時。
- お湯
- パーマ液
- カラー剤
- シャンプー
- トリートメント
- その他の薬剤、化学物質
金属アレルギーの人は、ハサミを持つ際も手袋を着用した方が良いでしょう。
肌が弱い人は原因物質に敏感なので、とにかく手袋で極力触れさせないのを徹底するべきです。
○手袋を入念に洗う
手袋に付いたパーマ液やカラー剤は、全て綺麗に洗い流してください。
ついでに中の液が侵入してないか要チェックです。
もし少しでも残っていた場合、液が肌に付着して手荒れを起こす可能性が高いですからね。
そうなってしまうと手袋の効果が半減してしまうので、めんどくさがらず洗い流しましょう。
○タオルで水気を切ってから外す
シャンプーを終えてから、手袋を取り外しづらいと悩む人がいます。
その原因は手袋の内側に付着した水分。
水があると肌に密着してしまい、どうしても外しづらいのです。
その対策として、シャンプー台にタオルを用意しておき、外す時に必ず拭くようにしましょう。
手袋の内側、手首を中心に拭くことで、だいぶ取り外しが楽になるはず。
○劣化具合で替え時を判断する
替え時を過ぎて手袋を使用してしまうと、髪がつっぱってシャンプーがやりづらくなります。
手袋を変えるタイミングは、指先の劣化具合で判断するのがオススメ。
ゴム手袋の場合、指先でシャンプーした際に、少しでも感覚が違うなと思ったら替えるべきです。
指先の磨耗具合が変化すると、一気に髪がつっぱりやすいので。
また少しでも「シャンプーがやりづらくなってきたな…」と思った時点で、替えてみるのも良いでしょう。
自分自身の感覚で、替え時を判断するのも手です。
○爪を同じ長さに切る
爪が長いと手袋が破れやすいため、短めに切る必要があります。
また爪の長さは日によって変わるのではなく、なるべく一定を保った方が良いです。
なぜなら爪の長さが変わってしまうと、シャンプーの気持ち良さや感覚が変化してし、技術にムラが出来てしまうので。
手袋のベストな感覚を掴むためにも、常に爪の長さをチェックしてください。
まとめ
シャンプー時に意識すべきポイントをまとめます。
- 手袋は『岡本ビューティーロンググローブ』を選ぶ。それで物足りない場合、『フィッテ』を使う。
- 意識しすぎるくらい手袋の着用を徹底して、液に触れないこと
- 手袋に液の付着を残さない
- 外す際はタオルで水気を切る
- 指先の摩擦度合いが変わったら交換する
- 爪を一定の長さに切る(長すぎNG)
上記のポイントさえ意識すれば、手荒れが悪化せず、スムーズに手袋を扱えるようになります。 ぜひ試してみてください。