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美容師が個人事業主になっても失うものは何もない件

 
美容師の個人事業主
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Web担当ワタナベ
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どうも!美容師の求人を紹介する専門家ワタナベです。

あなたはフリーランス美容師がどんなものか知っていますか?

フリーランスとは個人事業主の事。

個人事業主は美容室と個人契約のため、自分が働きたい時だけ働く事が出来ます。

 

一方の雇用されてる美容師は、勤務時間・給料などの縛りが多く、先輩からの圧力に悩む人も多いです。

そんなわけで近年、ストレスフリーな働き方を求めるフリーランスが増えてきています。

ところがネット情報を見ると、「フリーランス美容師は甘くない」と主張する人を度々見かけるんですよね…。

個人事業主になると言うことはこんなにリスクがあるぞ!!みたいな不安を煽る記事もありました。

しかし僕は、美容師がフリーになってもほとんどリスクは0だと思います。

今日は、『美容師が個人事業主(フリー)になっても失うものは何もない』というテーマでお話をしますね。

 

一般的に言われてる個人事業主(フリーランス)のデメリット

まずフリーランスは甘くないと主張する人の意見を紹介します。

彼らは雇用されてる方が社会保険が充実していると言ってました。

 

社会保険とは老後や災害、健康に備える保険のこと。

  1. 老後に生活する為の年金
  2. 病院の医療費が安くなる健康保険
  3. 失業した時に一定額給付して貰える失業保険
  4. 仕事中に怪我した時に保証される労災保険

主にこの4つが社会保険に該当します。(詳しくは以下記事で解説しています)

関連記事【要注意】美容師が社会保障無しのサロンで働くとヤバい件

 

雇用されてる会社員は厚生年金、フリーランスは国民年金になるのです。

会社員は厚生年金の半分を会社が負担してくれる上に、老後に貰える金額が国民年金より多い。

 

一方の国民年金は、自ら保険料を全額負担するにも関わらず、老後の支給額が厚生年金より低いのです。(月6万弱の支給)

厚生年金の方が一ヶ月に貰える金額が2倍くらい高いですね。

 

また健康保険に関しても、会社が半分負担してくれますが、フリーランスは全額自己負担です。

彼らは主に社会保険を理由に、フリーより会社員の方が特だと主張しています。

 

美容師がフリーになってもリスクはない

個人事業主

そもそも美容室には社会保険がないケースがほとんど。

雇われる最大のメリットである社会保険がないため、フリーになっても失うものは何もありません。

 

とある統計調査では、全体のわずか3%しか厚生年金に加入してるサロンがないそう。

日本の法律では、社員を雇う会社は社会保険の加入が必須。加入してない会社は違法で罰せられます。

 

しかし小規模なサロンは社会保険に加入しなくても、違法にならないんですよね…。

たまに『社会保険完備』と書かれた美容師の求人を見かけますが、実際中身を見ると最低限の保証があるだけ。

労災保険くらいはサロン側で一部負担して、それ以外は一切保証してくれなかったり…。

ある意味求人サイトはズルい書き方してますよね。

関連記事美容師求人は紹介会社を選ぶべき。求人サイトはデメリットしかない!

 

美容室に『社会保険』がないホントの理由

先ほどの法律以外に、美容室が社会保険を負担しない理由が3つあります。

 

理由1、とにかく売り上げが厳しい

美容室が一般的な会社員と同じように社会保険を完備するには、一人当たり月60万以上の売り上げが必要。

これを下回ってる美容師の社会保険を負担すると、美容室は赤字になるでしょう。

特にアシスタントはヘアカットが出来ないため、売り上げほぼゼロ。

そうなると社会保険なんて夢のまた夢です。

 

理由2、給料が低すぎて保険を払えない

理美容師は年収ランキングで、ほぼ最下位に位置する職業です。

とある統計データでは、美容師の平均年齢28.5歳で年収266万円と、かなり低いのが分かります。

これだけ低い状態では生活するのが精一杯。

とても将来に備えて社会保険を払う余裕などないでしょう。

 

美容師の中にも、「社会保険を適用するくらいなら、その分給料上げて欲しい」と言う人もいます。

特にアシスタントは手取りが13万くらいなので、さらにそこから保険料を引くのは困難。

そんな事情がある中、経営者がわざわざ社会保険を適用しようとはしません。

 

理由3、すぐに辞められるリスクがある

今売り上げがないアシスタントでも将来的に活躍する見込みがあるなら、サロン側も社会保険を負担するでしょう。

しかし美容業界は離職率が異常に高いです。

 

厚生労働省の調査によると、1年目で50%、3年目で80%の人が美容室を辞めてる事が分かります。

わざわざ社会保険を負担してきたのに早々と辞められると、美容室側は大ダメージを受けますよね。

あなたが経営者だとして、到底そんなリスクは犯さないでしょう。

 

個人事業主(フリーランス美容師)に必要なスキルとは?

これまで話して来た通り、雇用されても待遇は悪いので、フリーでも大したリスクはありません。

だからといってなんの実力も無いままフリーになるのはどうかなと思います。

 

個人事業主になるのに必要なスキルはずばり、スタイリストとしての仕事が出来るかどうかです。

お客さんの要望に応じてある程度、スタイリング出来れば、フリーとして十分やっていけます。

というのは、フリーの中でも業務委託という働き方であれば、顧客を抱えてなくても問題無しです。

 

業務委託の場合、美容室側が集客してくれるため、来店したお客さんに対して髪を切れば良いのです。

ただし美容室開業となると資金だったり、集客だったり困難が多いですね。

 

業務委託はヘアカットに必要な道具、環境、お客さんの全てを用意してくれる。

並のスタイリストであれば、業務委託で全然やっていけます。

 

まとめ

美容師は売り上げが厳しく、給料がものすごく低い。

美容室側と美容師側、両方に社会保険を払う余裕がありません。

なのでフリーになった所で失う事は何もないわけです。

 

むしろこれ以上落ちる事がないくらい給料が低いため、フリーになれば収入アップが期待出来ます。

頑張れば頑張った分だけ稼げて、時間にも縛られない。

そんなメリットの大きいフリーを選択するのは何も悪い事ではないのです。

 

 

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詳細を知りたい方は、『Mビューティーから美容師の求人(お仕事)を紹介して貰うメリットとは?』をご覧ください。

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