【専門家が解説】うつ病になりやすい美容師となりにくい美容師の違い

こんにちは、美容師の求人を紹介する専門家ワタナベです。

一度うつ病になった美容師は、社会復帰しても再発するケースがほとんど。

なぜ再発するかというと、『うつ病になりやすい思考』を持ってるからです。

いくら体を休めても、医者から処方された薬を飲んでも、仕事に対する考え方を変えなければ、うつ病が治る事はありません。

今日は、これまで850人以上の美容師をカウンセリングしてきた専門家が、『うつ病になりやすい美容師となりにくい美容師の違い』について解説します。

この記事を読めば、『美容師がうつ病から解放される方法』が分かります。

 

うつ病になりやすい美容師・なりにくい美容師の違いとは？

まずは、うつ病になりやすい美容師とそうでない人の『考え方』の違いを見比べてみましょう。

 

パターン1、仕事がうまく行かなかった時

うつ病になりやすい美容師の思考

美容師は仕事で上手く行かないと思う時が、たくさんあると思います。

例えば以下の場面です。

上記のような仕事が上手く行かない場面に直面した時、うつ病になりやすい美容師はこのように感じます。

 

「なんで自分は出来ないんだ。周りの同期は出来るのに自分なんてダメな人間だ…ダメダメだ…」

 

出来ない自分をとことん責めまくった結果、ストレスが溜まり、うつを発症するのです。

 

うつ病になりにくい美容師の思考

仕事でつまずいて怒られたり、うまく行かなかった場合、うつ病になりにくい美容師は以下のように考えます。

 

「上手く行かなかった原因は何だったんだろう？次は〇〇に気をつけよう。」

 

美容師に限らず、仕事が思うように出来ないのは、人間誰しもある事です。

ここで大事なのは、失敗しても極力凹まないコト。

 

うつにならない美容師は先輩に怒られても、「ちょっとムカつくな。早く先輩の技術を盗んで、この店を抜け出してやる」と、前を向いています。

安易に自分を責める事はしません。

「自分なんて無能な人間だ」と思うのは時間の無駄ですし、それを考える暇があるなら少しでも技術を盗む、成長するという考え方にフォーカスした方が良いです。

 

パターン2、劣悪な環境で働いてた時

うつ病になりやすい美容師の思考

劣悪なサロンに勤めてる美容師が多いです。

例えばこんな感じ。

上記みたいな環境で働き続ける美容師は、うつ病になる可能性大。

 

しかしうつになりやすい美容師は、

「自分が辞めたら周りの先輩やお客さんに迷惑を掛けてしまう」
「今の職場に耐えられない自分はダメな人間だ…」
「先輩に怒鳴られるのは自分がクズだからだ」

などと捉え、無理矢理でも働き続けようとします。

 

その結果、体と心が悲鳴を上げ、うつ病になるわけです。

ハッキリ言って、自分が辞めてお店が回らなくなるのはオーナー・店長のリスク管理の無さが原因であり、雇われ美容師はそこを気にする必要はありません。

辞める一ヶ月前に退職届けを出せば、法律上何の問題もないのです。

しかしうつになりやすい美容師は、「自分が辞めたら迷惑掛けるかも…」と変に良い人すぎるんですよね。

 

良い人になるのがダメとは言いませんが、我慢しながら働いてもお客さんと職場の人にかえって、迷惑をかけるだけなので。

だって、嫌々働く美容師に髪を切って貰うお客さんが気の毒ですよね。

それならキッパリ辞めましょうよって話です。

 

うつ病になりにくい美容師の思考

自分の働いてるサロンが劣悪だと分かった時、うつ病になりにくい美容師はこのように考えます。

 

「今勤めてるサロンは給料安いし、休みも少な過ぎるな…。今より待遇の良いサロンないか、探してみるか。」

 

自分に合うサロンを見つけるために複数の求人に応募したり、フリーの道を歩んだりするわけです。

うつ病になりやすい美容師みたく、「店長に言いづらい」とか「周りの人に迷惑が掛かる」とか余計な事を考えません。

店長が自分の人生を保証してくれる訳でもないですし、そんな辞めたらどうこうとか気にしてる場合じゃないですからね。

うつ病になったらシャレにならないですから。

うつになりにくい美容師は、とにかく自分が辞めたいと思ったら辞めるという意思がハッキリしています。

以下の記事では辞められないと悩んでる美容師向けの対策をまとめました。

 

美容師の仕事が好きなのになぜ病むのか？

そもそも美容師がうつ病になるのは異常な事です。

あなたは、「美容師としての技術力を高めて、憧れのトップスタイリストになりたい！お客さんを笑顔にする美容師になりたい」という希望を抱いて、今の職場を選んだと思います。

当然、美容学校時代も美容師の仕事に夢を抱きながら、技術習得にのめり込んでたはず。

それでようやく憧れの美容師としてデビューしたのに、うつになるっておかしくないですか？

美容師になる前に抱いてたイメージと矛盾してるなって感じませんか？

ではなぜ大好きな美容師になれたのに、うつで苦しむ羽目になったかというと、以下の5つの原因が影響してるからです。

 

こんな異常なサロンで働いてたら、いくら大好きな美容師の仕事でも嫌になりますよ。

どんなに健全で真面目な人でも、うつになって壊れる可能性大です。

そんなサロンで働いても人生崩壊するだけなので、今すぐにでも抜け出してください。

店長が、、とか自分がダメだから、、とか言ってる場合じゃないです。地獄から抜け出しましょう。

以下の記事では絶対避けるべき店長の特徴をまとめました。

 

まとめ

 

うつ病になりやすい体質の人は、とにかく自分を責める行為を辞めるべきです。

この2点だけを考慮して、あとは余計な思い込みを捨てること。

そうすれば、うつ病に苦しめられる事はありません。

とにかくあなたは、美容学校時代に抱いてた夢や期待をいち早く実現させましょう。

 

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